満月には色々な呼び名があり、2021年7月24日の満月は「バックムーン」と言われています。
私たちは自然の一部として天体からの影響も受けています。
なかでも強い満月の影響、7月24日のバックムーンで願うと良い事柄について、占い鑑定師・グレース椿宮先生に伺いました。
満月の呼び名や影響について
バックムーンを始め、近年話題となっている「満月の呼び名」はどこから来ているのでしょうか?
日本には、月の月齢や見え方によって風流な呼び名がありますが、
近年話題となっている「各月の満月」は、アメリカの先住民の農業や狩猟の暦(季節の変化)で呼び名がついています。
アメリカの先住民と言っても、地域の違いや、年月による住民の移り変わりなどの理由で、同じ満月でもいくつかの名称が存在しています。
7月の満月の呼び名は数種類!
2021年7月24日のバックムーン以外にも、7月の満月には様々な呼び名が存在しています。
バックムーン
バック(Buck)は雄鹿のことで、雄鹿の角が抜け落ち、新しい角が生えてくる時期が毎年7月であることから、7月の満月をバックムーンと呼びます。
サンダームーン
サンダー(Thunder)は雷。7月は雷を伴う雨や嵐が多いため、7月の満月にはサンダームーンという呼び名もあります。
ヘイムーン
ヘイ(Hay)は干し草のことで、干し草の取り入れが行われる7月の満月をヘイムーンとも呼びます。
この他にも呼び名がありますが、
それぞれ7月特有の自然現象や、その季節がやってきたことを表す名称がついています。
満月の心身への影響は?
満月が「私たちに与える影響」についてですが、
人間も自然の一部ですから、少なからず太陽・月・星の心身への影響を受けています。
月の満ち欠けと潮の満ち干きの関係があるように、70%が水分でできているとされる人体にも、月が影響を及ぼすことは多くの方がご存じでしょう。
満月になると人体のエネルギーが満ちることから、気分が高揚したり身体の活発化で、度を越して争いになることも少なくありません。
その一方で、吸い込む・溜め込む・膨らむ作用があるため、膨らんだエネルギーがうまく回らなかったり発散されないと、行動が追いつかなくなり空回りするなどで気分が沈む、身体が重く感じることもあるようです。
また、満月の日は出産率が高い・手術などで出血が多くなる・車の事故が増えるという話もただの迷信ではなく、人の心身が満月の影響を受けて起こる現象です。
満月前症候群
満月の数日前や、満月の日に、神経の活性化が原因となって起こる頭痛、睡眠不足、イライラ、吐き気などの症状が出ることもあります。
後述の睡眠への影響の研究結果にもありますが、このような症状は、満月当日よりも数日前にピークを迎えることが多いそうです。
睡眠への影響
シアトルのワシントン大学は米科学雑誌「サイエンス・アドバンシス」において、
満月が近づくにつれて人の入眠時間が遅く・睡眠時間が短くなり、満月の2~3日前にピークを迎え、次第に睡眠時間が増えていく傾向が確認されたという研究論文を発表しています。
人間には睡眠や覚醒のタイミングの周期リズムがありますが、このリズムは光の影響を強く受けると考えられてるため、
月の光を照明にかえて睡眠への影響を3つのグループに分けて実験した結果、月の満ち欠けと同じ周期(29.5日周期)で就寝・睡眠時間が変動していることがわかったそうです。
このように、満月は私たちの睡眠の周期リズムにも大きな影響を与えています。
2021年7月24日 11:37-の満月の影響
最後に、2021年7月24日 11:37-の満月、バックムーンについて。
溜まったものを吐き出すタイミングです。特に、健康不安と仕事に関することの願い事が叶うと言われています。
昔からの言い伝えでは、
「バックムーンを見ながら健康と仕事の不安を吐き出し、願いを唱えると良い展開がある」と言われているようです。
また、今回の満月は「変革の星・天王星を支配星とする水瓶座」でおこるため、血縁を超えた他人との関係、気の合う仲間、親友、ビジネスチームetc…
そういった “家族や親族以外の関係” に焦点があたる星の巡りです。
翌月2021年8月22日の満月も水瓶座でおこります。
7月24日の満月で起きた変革が、さらに拡大する星の巡りですから、二段構えと考えて計画を立て実行すると面白い成果があるかもしれません。
また、満月のピークに向けて膨らみ、満月のピークを過ぎると萎む(新月に向かう)作用をつかい、ピークを迎えたあとはダイエットなど「減らしたい」アクションを起こしてはいかがでしょうか。
占い鑑定・催眠療法も行なっております。興味のある方はINEDGEのHPよりご連絡をお待ちしております。