2021年もあと数ヶ月。2022年の自分の道、これからの世の中のスタンダードは何かを掘り下げはじめている人も多いことでしょう。
さて恒例となる満月シリーズ。人気占い鑑定師・グレース椿宮先生に伺いました。
新しい自分の始まり「10月20日の満月」
2021年10月20日(水)の23:57頃、12星座の一番初めの牡羊座で満月を迎えます。
2021年9月21日の満月は12星座の最後の星座(魚座)で起こり、これまでの流れが終わり過去の自分や物事を手放す影響がありました。
10月20日の満月のキーワード
新しい流れが始まることになります。
9月頃から感じていた心境の変化・価値観の変化・好みの変化をハッキリ自覚して行動に移す人も多いでしょう。
いきなり環境がガラッと変わる人は少ないかもしれませんが、「もう一度、始めたい」「もう一回、やり直したい」という心境になるなど、新境地を目指す思いが固まってくるかもしれません。
そういったことから、人間関係にも影響がありそうです。これまでとは違う環境にしようと行動することによって、関わる人が変わってきます。
長い付き合いの人であっても、距離が縮まったり共通の目標ができることもあれば、その逆に共通項がなくなり距離ができてくるなど関係性の変化もあるでしょう。
ハンターズムーン〜希望の月明かり?
ネイティブアメリカンは、10月の満月をハンターズムーンと呼んでいたそうです。日本でも「狩猟月」と呼ばれています。
冬ごもりのために肉付き良く太った動物たちを、厳しい冬を越す準備のために狩猟して蓄えておく必要があった人々にとって、満月はとても有り難い明かりでした。
占星術的にも、10月の満月は「歩みを進めようとする道を照らす月明かり」となります。もしかしたら希望の明かりかもしれません。
明かりが灯ると、今から進む道で必要なモノや必要な人もしっかり見えるため、準備をしなければなりません。焦って進めようとするのではなく、自分自身に体力と気力をつけたり、物質的に必要なものを揃える時期になるのです。
大事なことは自己肯定感
しがらみのある人間関係に疲れていたり、変えたいと思うことがあれば、「本当はどうしたいか」自分自身の心に向き合うことに適した良い時期です。
「こうしたい!」ということが、人と比較して芽生えた野心的なことであるならば、いくら満月であっても上手く運ばないかもしれません。
また、この満月では「自分らしさ」にも焦点があたりますが、昨今は「自分らしさ」が「美化された自分」であることがよくあります。つまり、人工的に作られた「自分らしさ」です。
もちろん、憧れや願望は素晴らしいものです。欲望もあった方が良いものです。
しかし、「人と比較して世間の目を気にして美化され作られた自分らしさ」では、せっかくの満月であっても応援はしてくれません。この時期、本当の自分と向き合い、どんな自分であっても笑って慈しみ愛してあげましょう。
自己を肯定することで、違和感のない生きがいが見つかったり、心穏やかな楽しい人間関係が築けたり、仕事も上手く運びやすくなり、お金を稼げたり、無駄なことがなくなったり、家族関係が円満になるなど、良いことはたくさんあります。
大変身もできる10月の満月は、自分を慈しみ愛することに意識を向けてみませんか。
星読みメッセージ
2021年10月20日の夜23:57頃、夜空を見上げてみてください。たとえお天気が悪く見えなくても、満月はそっと私たちが歩むべき道を照らしてくれることでしょう。
ご参考になりましたら幸いです。
鑑定歴20年以上・某有名占いも手がけている鑑定師。些細なことから複雑なことまで、正しく導いてくれます。INEDGEのHPよりご連絡をお待ちしております。