催眠療法(ヒプノセラピー)と聞くと、なんだか怪しげだったり、眠っている間に何を引き出されるの?
と少し怖いイメージもありますが、今は心療内科でも行われている注目のセラピーのひとつです。
経験を積み訓練されたセラピスト(催眠療法士)が催眠療法を行うことで、問題や悩み等の原因に気づき、対処方法、解決に繋げていきます。
この記事では、催眠療法で何が分かるのか?その有効性と受けた後について、実際に催眠療法を行っている先生(占い鑑定師/解決士)に伺いました。
催眠療法でわかること
催眠療法は、自らの潜在意識にアクセスし、今現在抱えている問題、不安や悩みなどが起こった”原因”と”対処方法”を自ら導き出し「解決」に向ける療法です。
例えば
- 不安・悩み・問題・癖・性格・苦手なことなどの「原因」
- 人間関係・役割や役目などの「確認」
- 解決方法、ヒント、自分へのメッセージ
など、今の自分に「必要なこと」を知ることができます。
催眠療法でわかることは、知りたいことではなく「必要なこと」です。
潜在意識にアクセスする
よく、”催眠療法は催眠療法士にコントロールされている” という声も聴きますが、決してそうではありません。
人は人をコントロールできない「仕組み」であり、催眠療法士は概念や観念や人の意思や意図を与えるような言葉を決して使うことなく誘導できる訓練をしています。
つまり、すべて自らが導き出している回答です。
生きていると「疑問や批判をもつとき」は誰にでもありますが、そのようなときは「なぜ、私はそのように感じるのか」が重要になります。
顕在意識では導き出せない「なぜ」の理由や原因は、潜在意識に隠れています。
催眠療法で “潜在意識” に触れることで、その大きな原因がわかり、理解し、受け入れると、その後は理解が進み「疑問や批判が減る」といった仕組みです。
思ってもみなかったことが原因だったという実例も多数あります。
ただし、潜在意識にアクセスするにはリラックス状態が必須で、リラックス状態を自ら作り出すことはかなり難しいことです。
人がリラックス状態にあるかどうかを自ら判断できるケースは稀ですから、訓練された催眠療法士によってリラックス状態に導くことで正しい回答を自ら導き出せるようになっています。
内容と効果:催眠療法の有効性は?
すべての人に「すぐに有効な手段」ではないかもしれません。
「自分の核に触れたくない」強い意思が働くと、潜在意識にアクセスすることが困難になります。
そのような場合は、ご本人の希望があっても、催眠療法士の判断で中止することがあります。それは妄想と願望の白昼夢をみているだけになり、悪化につながりかねないからです。
催眠療法は、妄想や願望の夢をみるのではなく潜在意識にアクセスする療法ですから、鑑定に切り替えて「触れたくない自分の核がある」ことを知っていただく機会になります。
頭や心の片隅にある「なぜ」「どうすれば」の答えを自らで導く催眠療法。
答えは、自らのなかにあり、いつでも「自ら答えを導くことができる」ことを知り、理解を深める有効性の高い療法です。
内容と効果:催眠療法を受けたあとは?
しばらくは、催眠療法で感じた記憶が残るかもしれませんが、潜在意識から顕在意識に引き上げられたことで日常の意識が少しずつ変わり、言動に変化が現れ、自然に状況が改善されていきます。
すぐ効果が出る場合も、時間を要する場合もありますが、自らを信じる強さが備わり、より豊かに過ごせるようになります。
ただ、一人で催眠療法を行おうとすると、現実の足元が地につかなくなることもありますから、一人で行わないようにすること。
導き出した答えや映像を決めつけて思い込まないようにすることも必要で、それは生きるうえでの大切な訓練にもなります。
迷ったとき、辛い時、我慢強いひとほど一人で悶々としがちです。
もっと気軽に人に頼り、自分と対話することで、混沌から抜け出し、考え方の軌道修正ができるのではと思いました。
占い鑑定・催眠療法も行なっております。興味のある方はINEDGEのHPよりご連絡をお待ちしております。